黄金分割を用いた波の測定法
第1波動
第1波動の値幅は全ての上昇波の基本となる。しばしば前修正波bの天井まで上昇し、逆ヘッドアンドショルダーのネックラインを形成する場合がある(図3)。その場合目標値はbがポイントとなる。あるいは、前修正波動全体の値幅の0.382~0.618が目標値となる。この時点では大部分の投資家は依然弱気のまま。
第2波動
第1波動の0.382、0.5、0.618押しが基本。しばしば、第1波動の全値を修正することもあるが、第1波動のスタート地点を下回ることはない。
第3波動
第1波動の1.618倍、2.618倍、3倍を第2波の終了点(押し目)、あるいは第1波動の天井から計測する。
第4波動
パターン(トライアングル等)、値幅とも非常に計測困難。通常第1波動の全値か1.618倍。あるいは第3波動の0.382、0.5、0.618倍。また、第4波動のボトムは第1波動の天井と重なってはいけないという原則がある。
第5波動
第1波動の0.382、0.5、0.618、1倍、波が延長される場合は第3波動と同様の計測法。また、底値から第5波動の天井までは第1波動の3倍、7倍が目安となることもある。
A波動
前上昇幅の0.382~0.618押し、あるいは第1波動0.382、0.5、0.618、1倍が目安。また、第4波動のボトム近辺が下値支持線として抵抗を受けやすい。
B波動
A波動の0.382~0.618戻しが基準。B波動の上昇はまだ天井を打っていないという市場心理が働き、天井近辺(若干更新することもある)まで急騰することもある。
C波動
A波動の0.382、0.5、0.618、及び対等か1.618倍をBの天井から下げる。またCの目標値は第1波スタートと地点から第5波天井までの0.382、0.5、0.618押しが目安となる。また第4波動のボトムも支持線として働く。
以上、価格の目標はそれぞれの波の特性によって何種類も目標値が算出されるが、重要なことはそれぞれの目標値が輻輳してくるところを注意しておくべきだろう。例えば、C波動の目標値を算出する上で、Aの0.618倍をBの天井から取った地点が第4波動のボトムと合致し、さらに全体(底から天井まで)の上昇幅の0.5押し地点等と輻輳してくれば、相場はその目標値で止まる可能性が高くなる。
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